【すぐ解決】傘の適切な処分・分解方法 – 動画あり
最近ではコンビニでも、気軽に傘を購入することができます。
便利に購入できるようになった反面、処分方法に迷ってしまう人も多いようです。
今回は、不要になった傘の正しい捨て方をご紹介していきます。
自治体のゴミ分別方法を確認しよう
まず、傘は自治体によって処分方法が異なるという事を知っておきましょう。
処分方法は概ね、以下3つに大別されます。
- そのまま不燃ごみとして捨てる
- 分解した後にそれぞれ捨てる
- 粗大ごみとして捨てる
自分の自治体がどれに当てはまるか確認しましょう。
不燃ごみか粗大ごみで捨てる場合は、そのまま捨てても大丈夫です。
しかし、「分解する」という場合は一手間必要になってきます。
以下より、傘の分解方法を詳しくご紹介します。
傘の分解方法
傘は骨組みと傘布、持ち手の3つに分解することができます。
難しそうに思えますが、手順さえ覚えれば簡単に分解することが可能です。
ちょうどいい感じの動画もありました(横浜一般廃棄物許可業協同組合 作)ので、
「文字より動画でみたい」という方はこちらどうぞ↓
それでは、以下より分解方法を見ていきましょう。
STEP1.道具を用意する
傘によっては以下の道具は必要ないかもしれませんが、あると分解が捗るので以下のツールを用意しておくことをおすすめします。
- 軍手
- ペンチ
- はさみ
道具がなければ、無いなりに時間をかけてやっていきましょう。
それでは分解スタートです。
STEP2.傘の先端を取り外す
傘を閉じた状態で先端の石づきを外していきます。
反時計回りにひねると外すことのできる傘が多いようです。
しかし、中には接着剤などで固定されていて、取り外せないものも存在しています。
どうしても外れない場合は、無理をせずに次の工程に移りましょう。
STEP3.つゆ先を取り外す
次に、傘のつゆ先と呼ばれる部分を取り外していきます。
先ほどに続いて傘は閉じたままにしておいて下さい。
つゆ先は骨組みの先端にあるキャップのことです。
たいていの傘は、つゆ先を引っ張ると簡単に取れます。
一方でつゆ先が固定されている傘もあるので、取れなければペンチを使って外していきましょう。
STEP4.傘布を取り外そう
ここからは、傘を開いた状態で作業していきます。
このとき、先ほど外したつゆ先の先端部分が露出しているので注意しましょう。
傘布と骨組みを繋ぎ止めている部分をはさみで切っていきます。
全てを切り終えれば、傘布と骨組みが外れます
STEP5.持ち手を取り外す
傘によっては取り外す必要はないかもしれません。
ただ、ビニール傘の場合は、骨組みの金属部分と持ち手のプラスチック部分で分ける必要があります。
骨組みが露出した状態になっているので、軍手をはめて取り外すと安全です。
傘を寄付しよう
さて、傘の処分方法を書いてきましたが..
傘の処分方法は捨てるだけではありません。
住んでいる市町村で傘の寄付を募っていないか確認してみても良いでしょう。
例えば、名古屋市地下鉄では「友愛の傘」と呼ばれる無料サービスがあります。
忘れ物の傘や、寄付された傘を無料で貸し出すサービスです。
傘が余っていて邪魔だと思う方は、寄付をすることを考えてもいいかもしれません。
まとめ
今回は傘の処分方法について、ご紹介してきました。
傘の処分方法は自治体によって変わってきます。
地域によっては分解して、分別を行わないといけません。
もし、傘の分解が面倒だと思われているなら、寄付をしてみてはいかがでしょうか。