傘を販売するプロが傘購入前に見るポイント【重要】
傘選びのポイント1.サイズ
素敵な色・デザインだけど、ちょっと待って。
その傘あなたの身体のサイズと合っていますか?
雨に濡れたくないから身体を覆う大きいサイズの傘がいい!それだけで大きな傘を選ぶと意外と使いづらいです。
小柄な方が大きすぎる傘をさすのはアンバランスですし、大きな傘は大きさの分重くなります。
雨の日に人の多い街中で大きな傘をさして人の傘とぶつかることはかなりのストレスになるはず。
リュックをよく背負う、赤ちゃんを抱っこする、など理由があれば別ですが、レディス傘なら60センチあれば十分です。
↓傘のサイズは、商品名に書いてあることが多いです。
傘選びのポイント2.使いやすさをチェック(実店舗の場合)
実店舗で購入する場合、気に入った傘が見つかったら、まず「自分で」開閉してください。
たたむのが面倒だから…と開かずに買うのは絶対NG。
お店の人が開閉するのを見るだけではなく、ぜひ「自分で」試してください。
ボタンひとつで開けるジャンプ傘は便利ですが、あまり勢いが強いとバネが壊れやすくなります。
生地をよくほぐしてから、できれば手を添えて開きましょう。
閉じたとき、傘を止めるバンドが止めにくい構造ではありませんか?何気なくついているバンド(ネーム)は、傘をまとめ、人やバックにひっかかりにくくするためにとても大切です。
「この傘開閉しやすい!」と誰もが満場一致で思う傘はなかなかありません。
サイズやデザイン等も加われば、どれが使いやすいと感じるかは十人十色。
どうしても今まで使っていた傘と比較するので、傘は「自分で」試すのが鉄則です。
傘選びのポイント3.検品(実店舗の場合)
傘は骨や部品が多く、とても繊細です。
まず開閉に問題がないかを確認したら、傘を広げて骨の折れ・ゆがみ・亀裂がないかチェックします。
次に傘をさしたまま軽く揺すります。
傘が落ちてきたり、変な音がしないかを確認します。
異常がなければ次に、傘の外側から軽く手のひらで生地を押してみます。
生地が骨と縫い止められて張りのある状態かを見ます。
傘の生地は多少のたわみも必要です。
ピンと張りすぎず緩みすぎずが理想です。
百貨店や専門店では購入前に検品をされていると思いますが、これらの点を自分でもチェックし、長持ちする傘かどうかを見極めましょう。
傘選びのポイント4.機能を見る(耐風性・材質・重量・晴雨兼用)
もう一つチェックするのは、その傘の耐久度です。
ネットショップで買う場合は、「耐風」などの表記があることを確認しましょう。
デザインが気に入れば耐風仕様に拘らず買っても良いと思いますが、特別な理由がなければ耐風仕様の傘を選んだ方が長く使えます。
他にも、以下のような機能が備わっているかチェックします
- 晴雨兼用傘か(日傘としても使えるか)
- 軽いか(軽量仕様と書いてあるか、重量は他の同サイズの傘と比べて軽いか)
- グラスファイバーなど素材にこだわっているか
こういった機能が多ければ多いほど、良い傘と言えます。
デザインと機能性が両立した、ナイスな傘に出会えたらラッキーですね。
さいごに
いかがでしたか?
何気なく使っている傘も、実はこだわるポイントはたくさん。
私は上記のポイントに加えて、ハンドルの材質や見た目にもこだわっていますよ。
ハンドルは傘立てでも目立ちますし、竹性のものなど夏にぴったりのハンドルもあるので、結構奥が深いんです。
↓参考記事
自身にぴったりのお気に入りの傘が見つかるといいですね。