2020.07.28

良い日傘、悪い日傘の見極め方を傘の販売員が解説します!

今回は、みんな気になる日傘の良い、悪いを見分ける方法をご紹介します。

「日傘は黒じゃないとダメ?」「紫外線100%カットって本当?」

このような疑問にお答えしております。

ぜひご参照くださいませ!

日傘は黒じゃないとダメ?

日傘は黒色でなければダメ。

そう思っている方は非常に多いです。

でも、そう決めつけて黒色の日傘ばかり探している方はとてももったいない。

確かに黒色が絶対な時代もありましたが、ここ数年で日傘はものすごく進化しています。

確かに無加工の布地であれば、黒色または黒に近い濃い色がUVカット率は高くなります。

しかし実際日傘に用いられている生地はすでに加工が施されているものが多く、特にUV99%カット・遮光遮熱加工のものは、ベースに使われる生地は黒色のものが使われ、それに特殊加工、さらに色をつけています。

黒色でなければダメ!ではなく、UV99%カット・遮熱遮熱加工がしっかりされているものを選ぶことが大切です。

ちなみに、最近は真っ黒の日傘ではなく外側が白、内側が黒の日傘が主流です。

後述しますが、紫外線は内側で反射して顔に当たるので、この配色パターンが日傘としては最も合理的なんですよね。

UV99%カットについて

「UV99%カット」「遮光遮熱加工」がされていない日傘はすべて悪い日傘なのか?

いえいえ、そんなこともありません。

たとえば、昔ながらの黒色や白色のレースの日傘。

こちらは確かにUV(紫外線)のカット率は劣ります。

しかしカラッと晴れた少し風のある日に使うと、心地よい日陰を作り風を通してとても爽やかに使えます。

真夏の都内の激しい照り返しのあるような場所では、しっかり加工がされているものがおすすめですが、用途によっては切り捨てられません。

最近ではSNS映え・写真映えを意識する方も多く、日傘は単に日除けだけにとどまらないです。

さしていても、たたんで手に持っていても素敵な日傘もたくさんあります。

機能性ばかり気にすると全身を布で覆うことになりますので、日よけはほどほどにして、適度におしゃれも楽しむのがおすすめですよ!

紫外線100%カット日傘について

ここで、最近ネットでよく見かける「紫外線100%カット日傘」というウリ文句についても少し。

このキャッチーな言葉があるだけで安心して買ってしまいそうになりますが、これを鵜呑みにするのはおすすめできません。

UV(紫外線)はどんな細かい隙間も通してしまいます。

UV100%カットするには少しの穴も作れません。

爪で生地を少しひっかいてしまってコーティングが剥がれれば、そこから侵入してきます。

またUV(紫外線)は横からはもちろん、地面から跳ね返りもあります。

日傘ひとつでUV100%カットは不可能なのです。

UV100%カット日傘をさしているから大丈夫、と油断し続けると確実に日焼けしてしまいます。

しかし日傘をさすことで大幅にUV(紫外線)を遮断でき、また夏の暑さを軽減できることは事実です。

特に遮光遮熱効果の高い日傘は、何も加工のないものと比べてマイナス4度近く差がでるものもあります。

これは真夏に使わないのはもったいない。

せっかく日傘をさしていても、実は日焼けしてしまっていた、なんてことにならないよう正しい知識と、欲しい機能、そして自分のお気に入りの日傘をチョイスすることが大切です。

あめさんぽ おすすめの日傘

以上 色々と日傘の見極めポイントをご紹介してみましたが、いかがでしたか?

きっとこれからは日傘の選び方が変わると思いますよ!

最後に「あめさんぽ」おすすめの日傘をいくつか掲載しますので、ぜひ詳細ページなどチェックしていただければと思います。

皆さんが良い日傘と出会えますように。

Raina

 

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